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2013年2月19日火曜日

銀行の通帳


356 : 年の瀬[] : 投稿日:2003/05/04 16:16:00
昔不思議な経験をした事があります。日本の伝説とか文化とはまったく相容
れないのですが。1999年の年の暮れ、東京に住んでいる僕は独身最後の
一人での帰省をしました。その日も仕事が終わって最終の新幹線で帰ったの
で、家についてのはなんやかんやで深夜の2時くらいにだと思います。実家
を出て何年もたっているので自分の部屋というものが無くなっており、その
日も母親が居間にひいておいてくれた布団に潜り込み目が覚めると、既に私
以外の家族は朝食も終わり家の掃除をしていました。夢うつつの中で私が母
親に言った最初の一言は「なあ、結局銀行の通帳って作り直すの?」でした。



357 : 年の瀬[] : 投稿日:2003/05/04 16:18:00
当時は両親と顔をあわすのは盆と正月だけ、月に一回電話がかかって
きても邪険にきってしまう私としては、母親がどんな事をしているの
か、それも通帳の事なんか知る由もありません。私も自分で喋っておき
ながら何のことやらわかりません。それを聞いた母親が血相を変えて「
何で知っているの?」と慌てています。理由を聞いてみると、前日に
近くの信用金庫(銀行じゃないのですが・・・)に行って通帳記入をし
たら、ATMが壊れていたのか、変な情報や数字が大量に通帳に記入され
たそうです。それを窓口の人に伝えると、いきなり支店長室みたいな
豪華な応接室に連れて行かれて、支店長はじめえらい方が数人現れて、
①これはコンピュータの2000年問題による影響だと思われる、
②このことを口外すると社会的なパニックになってしまうので決して
口外しないで欲しい、と頭を下げられたようです。母親は、持ちきれ
ないほどのサランラップやティッシュやメモ帳をもらって、通帳を預
けて帰ってきたようです。実直だけがとりえの母親は決して口外など
せずお土産も車のトランクに隠していたようで、いきなり半年ぶりに
会う息子が状況を知っていて驚いたようです。話がかみ合っていない
ことと自分自身が訳わからない事を言ったので、寝ぼけた振りをした
ので話はそれ以上深くは進みませんでした。
と、ここまで書いたのですが別に怖い話ではないですね。ただ結構不
思議な経験でした。そのときのグッズはなぜか宅急便で東京の僕の家
に送られてきましたが、ティッシュは使いきり、サランラップは「こ
んな安物使いたくない」という彼女に捨てられましたが、メモ帳だけ
はまだ机の引き出しに残っています。

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