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2013年2月16日土曜日

ナースコール


344 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/05/04 12:11:00
コピペです

M県Y市T病院。今から35年前の、梅雨時の晩の事である。夜勤に当たっていた新人看護
婦M子は、1年先輩のHとナースステーションにいた。その頃M子は独り暮らしをしよう
と考えており、Hに部屋の家賃の事や家具の事を相談していたという。
時間は午前1時半。前日22時の巡視が終わり、次の巡視まであと30分というところだっ
た。突然、ナースコールが響いた。どこからのコールなのか、パネルを見て確認する。
するとどうした事か、ナースコールは半年前に閉鎖し、廃病棟となった西棟から掛かっ
ていたのである。西棟は電気はまだ通っているが窓は塞がれて、外来に使われていた玄
関にも鍵が掛けられている。ナースステーションから鍵を持ち出さない限り、人が入る
事は出来ない。2人は戦慄した。
しかし病棟の管理の事もあり、見回りに行かなくてはならない。Hがあまりに怖がるの
で、多少楽天的で活発な性格をしたM子が見回りに行く事になった。



345 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/05/04 12:13:00
ナースコールは西棟の1階、112号室から。M子は懐中電灯を片手に、半年前までのこ
の病棟の様子を思い出しながら112号室へ向かった。少し立て付けの悪いドアを開け
る。すると不思議な事に、病室から薄ぼんやりした灯が廊下に溢れた。病室の裸電球
が点いていたのだ。風もないのに、電気の紐が揺れている。全く無気味である。
M子はもうシーツやマットを取り除かれ、冷たい鉄パイプと板だけになったベッドの
上に、妙な物が置かれている事に気付いた。古ぶるしい木の箱と、聖書。木の箱には
臍の緒が入っていた。

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