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2013年1月9日水曜日

真っ黒な人の形


165 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/05/08 04:08:00
西新宿に住んでいた時の話。
そこは路地に面した、日のあまり射さない築20年のワンルームマンションで、
風呂はユニットバス。歌舞伎町のホステスが手首切っててもおかしくなさそうな、
謂れのありそうな物件だったけど、安いし(新宿徒歩圏で85,000)一人身の気楽さで
2年ばかし住んでいた。
ある深夜、3時頃だったか、会社から徒歩で帰ってきた俺はもうめちゃくちゃ眠かった
んだが、汗臭いままで寝るのも嫌だったんでバスタブに栓をしてシャワーを浴びた。
浴びながらバスタブにお湯が溜っていくんで、いい感じに溜ったらそのまま浸かった。
んで寝てしまった。

すると突然風呂の戸がノックされた。寝ぼけていた俺は何の違和感も覚えず、
「すみませんちょっと待ってくださ~い」とか言いながらバスタオル羽織って
風呂から出た。当然誰もいない。時間は4時頃だったと思う。
だんだん目が覚めてきて、有り得なさに気づいて、いや寝ぼけたんだろうと
とりあえず思うことにした。疲れてるし、体も冷めちゃったし寝ようと思って、
バスタブの湯を抜こうと風呂の戸を再び開けた。なんかおかしい。
白熱球の明かりに照らされたユニットバスの壁面、いままで俺が背を付けて
寝ていたほうの壁一面に、真っ黒な人の形がついていた。カビみたいな感じだが
絶対別もんだって気が強くした。よく見ちゃったらやばい気がしたんで、
湯も抜かずにバタンと戸を閉めて、電気をつけたままベッドに潜り込んだ。
翌朝見ると、そんなものは何にもなかった。血とかならまだ納得がいくんだが、
あの黒い人がたが何だったのか、いまだに気になる。

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