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2013年1月21日月曜日

市松人形



222 : 新幹線がらみのこぴぺ[] : 投稿日:2003/03/03 01:22:00
私が高3生、受験を1ヶ月前に控えた、受験用問題集の、短い一文の中に、…

主人公の女性が一人、新幹線の食堂車に入り、ぽつんと空いている席を見つけて、
その席に腰を下ろし、よくだれもがするように、辺りを見るともなしに見ていると、
すぐ隣のテーブルに着物を上品に着こなした老夫婦が、向かい合って椅子に座って
いるのがわかった。そして通路側には背を向けて女の子らしい子供が小さな椅子に
腰掛けて…、さして気にもとめず、自分のテーブルに目を移し、メニューを見なが
ら注文する品をやや決めかねていると、、隣の席の老女がもう一つの席に何やら話
しかけている。
「お口をあけて。」
「おいしいでしょう。」
と言っては、スプーンに何か皿の上の食べ物を載せて運んでいる様子。
ところが、老女が何を話しかけても一向に返事がなく、他には誰も何も話さない。

この家族は一体…、
背を向けている、着物姿の、その小さな椅子に腰掛けている子は、…
一瞬たりとも動かない…
着物を着た市松人形…だった


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